経営分析の目的は?
無限にある経営に関する指標全てを網羅し、的確な判断を下すことは困難です。ですから人間の頭での判断には限界があります。また、社長と取締役・幹部とでは経営の見晴らしが違うために危機感の認識にもギャップが生じます。
いかなる企業のビジネスも、その数字の厳しい分析により始まり、またそれによって終わります。ほかにどんなことをしようとも、業務上起きていることを事実通り理解せずに、バラバラなデータに基づいて、あるいは本能的な勘だけに頼って決断を下せば、結局は大きな代価を払わなければなりません。数字は自社の製品をどの方向にもっていくかを決める実際的な基礎となり、お客様が何を好み、何を好まないのかを客観的に教えてくれます。
チェスター・バーナード氏は「経営とは心の状態を変えること」と言っています。経営分析は心の状態を変える分析でなければなりません。まずは経営分析を実施し、自社の現状を的確に把握し、その情報を共有できる仕掛けづくりが求められます。
