ねんきん特別便が届かない
裕子さんは、現在国民年金第3号被保険者です。ニュース番組で、10月中にはすべての被保険者に「ねんきん特別便」が届くと報じられていましたが、裕子さんにはまだ届きません。夫の「ねんきん特別便」は、勤務先経由ですでに届いています。結婚前の記録がきちんと統合されているか不安に思っていたこともあり、ねんきんダイヤルに電話をしてみました。
すると、住所が転居前のままになっているため届かないということが分かりました。送りなおしてもらうようお願いしましたが、口頭での住所変更は受け付けてもらえないとのことでした。
確かに厚生年金被保険者と国民年金第3号被保険者の方は勤務先を通じて住所変更届を提出することになっています。特に裕子さんは、「記録漏れの可能性が高い」方に送付される青封筒の「ねんきん特別便」対象者でしたので、早速ご主人の勤務先に「国民年金第3号被保険者住所変更届」を提出しました。少し時間はかかると思いますが、再送されてくるはずです。
10月までに送付される緑封筒の「ねんきん特別便」対象者については、住所変更届を提出してもいつ頃再送されるのか、日程がまだ決まっていないそうです。
急いで年金記録の確認をしたい場合は、タイトルは違いますが内容は「ねんきん特別便」と同じもので「被保険者記録照会回答票」で確認することができます。社会保険事務所へ出向けばすぐに発行してもらえますし、ねんきんダイヤルに電話して自宅へ送ってもらうこともできます。
社会保険事務所職員による標準報酬月額の改ざん問題を受けて、来年度も「標準報酬月額の記載されたねんきん特別便」を発送するという報道もありました。まだまだこの年金問題は受給者、被保険者、企業を巻き込む混乱が続きそうです。
(浜田恭子)